障害者放送協議会シンポジウム
放送の未来とアクセシビリティ
誰もが視聴できる放送の実現に向けて
日時 2022年3月5日(土)13:00〜16:00
会場 オンライン開催 (Zoomウェビナー)
参加費 無料(手話通訳、要約筆記、テキストデータあり)
障害者権利条約では、障害の有無に関わらず等しく情報へのアクセスが確保されるべきことが規定されていますが、2022年夏には、国連による同条約の対日審査(批准後初)が予定されています。
国内では、事業者の合理的配慮の義務化などを盛り込んだ改正障害者差別解消法が令和3(2021)年6月に成立しましたが、令和4(2022)年には、第5次障害者基本計画(令和5(2023)年〜)の策定の議論や、「放送分野における情報アクセシビリティに関する指針」の中間見直しの検討も行われます。
このような中、東京オリンピック・パラリンピックの開催や、度重なる災害などを契機に、放送のアクセシビリティ向上の取り組みが進められているところです。
このシンポジウムでは、誰もが視聴できる放送の実現に向けて、これまでの到達点と、今後の取り組みについて話し合います。
13:00 開会
基調報告
(1)障害者に関する立法や法改正の動向と今後の課題
竹下 義樹 障害者放送協議会代表/社会福祉法人日本視覚障害者団体連合会長
(2)視聴覚障害者等向け放送の普及に向けた取組
堀内 隆広 総務省情報流通行政局地上放送課長
13:40 次世代の地上放送への展望
放送通信融合技術による新たな地上放送サービス(地上デジタル放送高度化の動向)
今村 浩一郎 NHK放送技術研究所 伝送システム研究部上級研究員
14:10 休憩
14:20 放送アクセシビリティの取り組み動向
・韓国における放送のアクセシビリティ(制度と映像事例の紹介)
崔 栄繁 認定NPO法人DPI日本会議議長補佐
・IPTV(ITU国際標準"H.702")を通じた「目で聴くテレビ」の取り組み
梅田ひろ子 認定NPO法人障害者放送通信機構 理事
・国内放送事業者の取り組み
放送アクセシビリティの取り組み
花輪 裕久 NHK編成局計画管理部副部長
字幕・解説・手話放送に関する各社の最新動向と対応
二階堂義明 日本民間放送連盟・ユニバーサルサービス部会幹事(テレビ朝日)
上野 信一 日本民間放送連盟・ユニバーサルサービス部会副幹事(テレビ東京)
15:30 休憩
15:40 指定発言と質疑
・三宅 隆 日本視覚障害者団体連合組織部長
・堀米 泰晴 全日本ろうあ連盟理事
・小川 光彦 全日本難聴者・中途失聴者団体連合会理事| トップページへ戻る |