日時: | 平成15年7月9日(水)午前11時から午後12時まで |
場所: | 戸山サンライズ 2階 中研修室 |
事務局を担当するリハ協も人事異動等で新しい体制となった。
障害者放送協議会の活動についても、これまでを一区切りと考え、今年度以降の取り組みを協議したい。
これまでの活動はやや漠としたところがあったが、今後の取り組み如何で変わってくる。
障害者プランや障害者基本法改正案のなかにも、情報バリアフリーに関することが盛り込まれ、この分野の進展が期待されている。
今後の協議会のあり方について、率直に意見を交換したい。
・板山議長や河村委員のリーダーシップや専門性に期待していたが、お二人とも転出されたようであるし、新しい体制でどのように活動を続けていけるのか不安である。
この分野に関して独自の活動を進めている団体もあり、協議会への期待は薄い。
協議会のあり方を見直し、発展解消も含めて考えるべきではないか。
・放送に関する実験的な事業や活動を独自に進めている団体もあり、そのような団体にとって、現在の研究や要望中心の放送協議会の取り組み方に、期待できるものは少ない。
・情報バリアフリーに関しては、著作権の問題、災害時の問題、放送のバリアフリーの問題、法制度上の問題など、解決すべき課題が山積している。
今後の施策や法制度の中に、盛り込んでいくことが必要である。協議会で取り組むべき課題は多い。
また、他の団体と連携できるという利点があるので、ぜひ協議会を存続させたい。
・平成14年度には要望書を出しているが、それをどう実現させていくかが課題であろう。
・各団体では、情報に関する事業や研究を行なっているが、それらを効果的に進めていくためにも、放送協議会の活動に期待したい。
厳しい意見も出たが、この分野に対する期待やニーズも多く、明確な目的をもって取り組むのであれば大変意義があるので、今後も本協議会を存続し、あり方についても議論していきたい。
幹事会メンバーを「企画委員会」として召集し、今後のテーマについて掘り下げた議論を行なう。(平成15年8月4日(月)午後5時より)