障害者放送協議会　平成21(2009)年度　第１回幹事会・総会

日時：	平成２１年６月１９日（金）午後２時より
場所：	日本盲人会連合　２階　会議室
出席者（順不同・敬称略）	笹川吉彦（日本盲人会連合）〔代表〕、鈴木孝幸（日盲連）、 田中徹二（日本盲人社会福祉施設協議会／日本障害者協議会）、久松三二（全日本ろうあ連盟）、 川井節夫（全日本難聴者・中途失聴者団体連合会）、森本行雄（聴力障害者情報文化センター）、 多田薫（きょうされん）〔監事〕、中村英治（きょうされん）、矢澤健司（日本障害者協議会）〔災害時情報保障委員長〕、 井上芳郎（全国LD親の会）〔著作権委員長〕、川越利信（視覚障害者文化振興協会）、岩井和彦（全国視覚障害者情報提供施設協会）、 松本優（全視情協）〔監事〕、梅田ひろ子（CS障害者放送統一機構）、黒崎信幸（全国聴覚障害者情報提供施設協議会）、 保住進（全聴情協）、松尾武昌（日本障害者リハビリテーション協会）〔副代表〕、寺島彰（リハ協）〔放送・通信バリアフリー委員長〕、 片石修三（リハ協）、湯澤茂男（リハ協）〔事務局長〕、原田潔、松田浩江、丹波映里子（リハ協）

次第

1. 代表挨拶
2. 議事
   • 第１号議案　平成２０年度事業報告および決算報告
   • 第２号議案　平成２１年度事業計画および予算
   • その他について

資料

1. 平成２０年度事業報告書（案）
2. 平成２０年度収支計算書（案）（助成事業実施状況も含む）
3. 監査報告書
4. 平成２１年度事業計画書（案）
5. 平成２１年度収支予算書（案）
6. 障害者放送協議会　組織構成一覧表

議事要旨

１．代表挨拶

• 笹川代表より挨拶があった。

２．議事

第１号議案　平成２０年度事業報告および決算報告

• 事務局より、事業報告案および決算報告案の説明があった。
• 監事より、6月17日に監査を行い、適正に処理されている旨の報告があった。
• 次のような質疑があった。

質問

助成事業実施状況の収入についてはいかがか。

回答

セミナー開催にかかる助成事業は、事務局を担当するリハビリテーション協会が受けた助成金を活用したものであり、その収入にはセミナー開催に関連のないものも含まれているため、執行額のみ記載した。この経費は放送協議会の会計に含まれないため、決算報告とは本来関わりがないが、放送協議会の企画により行ったことから、参考として報告したものである。

質問

事業費の支出内訳はいかがか。

回答

内訳としては、諸謝金（手話通訳、要約筆記等）、旅費交通費（委員旅費等）、賃借料（会議室借料）である。（別紙資料に示す）

質問

このたび完成した災害マニュアル「障害者と災害」の点字版はあるか。

回答

本日は墨字版のみ配布したが、HTML版を作成予定である。テキストデータも準備する。

• 以上の質疑を経て、事業報告および決算報告が承認された。

第２号議案　平成２１年度事業計画および予算

• 事務局より、事業計画案および予算案の説明があった。
• 事業計画案について、各専門委員長より補足の説明があった。
• 次のような発言があった。
  • 災害時情報保障委員会の事業計画で、「活動事例の共有と意見交換」が挙げられている。現在、伊勢湾台風50周年を記念してバリアフリー映画の上映と関連セミナーの企画があるが、放送協議会の活動と連携できないか検討いただきたく提案したい。
  • 放送・通信バリアフリー委員会の事業計画で、電話リレーサービスについて触れられている。このサービスは欧米で普及しているが日本では行われておらず、関係団体が要望を続けているが進展しない。実現に向けては環境整備も含めて大がかりになるのでご助力をいただきたい。
  • 新聞報道にもあるとおり、今年度の補正予算で国立国会図書館のデジタルライブラリーに大きな予算がついた。ただし計画によれば画像データで行うなどアクセシビリティがなく、館内での利用に限定されるなど課題が多い。放送協議会でも取り組むべき課題ではないか。
  • 総選挙が近いと言われているが、政見放送に字幕が付かないことも、大きな課題である。このことについても要望として取り上げていただきたい。
• 以上については、各委員会の活動のなかで検討を進めることとした。

その他について

• 各団体で委員の異動等があれば、事務局に連絡することとした。

以上

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