日時: |
平成22年6月16日(水)午後3時30分〜5時30分 |
場所: |
日本自動車会館内 くるまプラザ第3会議室 |
出席者(順不同・敬称略) |
笹川 吉彦(日本盲人会連合)〔代表〕、田中 徹二(日本盲人社会福祉施設協議会/日本障害者協議会)、岩井 和彦(日本盲人社会福祉施設協議会
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高岡 正(全日本難聴者・中途失聴者団体連合会)〔理事長〕、川井 節夫(全日本難聴者・中途失聴者団体連合会)、中村 英治(きょうされん)
矢澤 健司(日本障害者協議会)〔災害委員長〕、井上 芳郎(全国LD親の会)〔著作権委員長〕、梅田 ひろみ(全国視覚障害者情報提供施設協会
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梅田 ひろ子(CS障害者放送統一機構)、大嶋 雄三(CS障害者放送統一機構)、保住 進(全国聴覚障害者情報提供施設協議会)
湯澤 茂男(日本障害者リハビリテーション協会)〔事務局長〕、寺島 彰(日本障害者リハビリテーション協会)〔バリアフリー委員長〕
原田 潔、宇川 佳子(日本障害者リハビリテーション協会)〔事務局〕
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次第
- 代表挨拶
- 議事
- 第1号議案 平成21年度事業報告および決算報告
- 第2号議案 平成22年度事業計画および予算
- 第3号議案 構成団体の退会について(設置要綱改正を含む)
- その他 確認事項
- 情報交換・意見交換
資料
- 平成21年度事業報告書(案)
- 平成21年度収支計算書(案)
- 監査報告書
- 平成22年度事業計画書(案)
- 平成22年度収支予算書(案)
- 構成団体の退会について
- 委員旅費の支給についての提案
- 組織構成一覧
議事要旨
1.代表挨拶
2.議事
第1号議案 平成21年度事業報告および決算報告
- 事務局より提案と説明があった。次のような意見があった。
- 報告された事業は意義があったし、一定の前進があった。
- 障がい者制度改革推進会議(以下、「推進会議」)が開かれ議論されている現在、放送協議会の活動がこれにどのように反映できているのか。JDFなど障害者を代表する団体と、積極的に連携し、放送協議会の議論が国の政策議論により活かされるようにすべきである。
- JDFとの連携を調整する前に、放送協議会の内部でもよく話し合うべきではないか。放送協議会とJDFでは性質も違い、構成団体も異なる。放送協議会はより現場や日常生活に近い情報バリアフリーの課題に取り組んでいるように思う。例えば推進会議の情報をよりアクセシブルにしてほしいとの声を伝えていくなど、活動の道筋を作るべきではないか。
- この総会は放送協議会の全体に関わる事柄を話し合う大切な機会であるが、参加が少なすぎる。財政も厳しいようであるし、今後の活動を盛り上げていかないともったいない。
- 決算報告が分かりにくい。リハビリテーション協会の助成金を活用したことは分かるが、一部の事業が支出ゼロという形は、対外的に分かりにくいのではないか。
- リハビリテーション協会の財源に依存するような形の決算はいかがか。これまでの放送協議会の活動を大切にする意味でも、今後は放送協議会として自立した形での決算ができるよう、考えていく必要がある。
- 以上の議論を踏まえ、今後は(1)日本障害フォーラム(JDF)等関係団体との効果的な連携のあり方も探りつつ、本協議会の活動目的について引き続き協議し深めていくこと。(2)財政のあり方についてもよりよい方法を検討し提案していくこと。を申し合わせ、事業報告および決算報告が承認された。
第2号議案 平成22年度事業計画および予算
- 事務局より提案と説明があった。次のような意見があった。
- 推進会議の第一次意見を読み込んで対応を行っていくなども検討してはどうか。
- 今後とも政府の意見募集などには積極的に対応していきたい。
- 以上の意見を基に、必要な資金繰りなどは引き続き検討しながら事業を進めることとし、事業計画と予算が承認された。
第3号議案 構成団体の退会について(設置要綱改正を含む)
- 事務局より提案と説明があった。次のような意見が出された。
- 著作権委員会での委員長の存在は大きい。所属団体が退会したとしても、引き続き専門委員の立場で活動に参加いただきたい。なお活動にお残りいただくにあたっては、所属団体とも必要な確認を行うべきである。
- 以上のことを確認し、議案が承認された。
その他 確認事項
<委員旅費の支給についての提案>
- 事務局より、委員旅費の支給についての申し合わせを変更する提案があった。次のような意見が出された。
- 遠方に在住する委員の参加が問題になる。仮に1/2の支給となっても、参加が難しくなるのではないか。支給の方法は変えず、委員会の回数を調整し、メーリングリストを活用することも検討してはどうか。
- 本部が東京にあるのでやむを得ないとはいえ、居住地によって参加の条件が異なり不公平にならないか。
- 旅費支給方法が変わるとすれば、いつからか。団体に持ち帰って協議したい。
- 事務局からは旅費支給方法を変えるとすれば、この総会の次に開かれる会合以降であることが回答された。
- この件については、欠席団体も含めて改めて事務局からメーリングリストを通じて提案を行い、期限を設けて回答を求めることとした。
以上
<もどる>