障害者の情報アクセスと
著作権法改正を考えるシンポジウム

<趣旨>

1988年の著作権法改正の際、障害をもつ人の情報利用について配慮するようにとの付帯決議が出されましたが、その後今日まで、必ずしも十分な取り組みがなされたとは言いがたいものがあります。

今日、新しいマルチメディア技術等の普及により、障害をもつ人への情報保障の手段と可能性が大きく広がっていますが、この可能性が、著作権法などの規定により制限を受け、障害をもつ人が情報にアクセスする権利を享受できないことがあってはなりません。

今国会で、再び著作権法の改正案が提出されるにあたり、障害をもつ人の情報アクセスと著作権に関わる問題について、共に考えるシンポジウムを企画いたしました。

主催:障害者放送協議会
日時:平成11年6月4日(金)午後1時30分より4時30分まで
場所:衆議院第1議員会館第1会議室(千代田区永田町2丁目2−1 正面入り口で入館票をお受け取りのうえ、ご入場ください)

参加対象者: 障害者団体等利用者側関係者、著作権者側関係者、マスコミ関係者、有識者、議会および行政関係者

シンポジスト(敬称略)

- 名前 所属
視覚障害者 石川 准 (静岡県立大学国際関係学部 教授)
聴覚障害者 高岡 正 ((社)全日本難聴者・中途失聴者団体連合会理事長)
マスコミ関係者 中田彰生 (毎日新聞 情報調査部)
有識者 玉井克哉 (東京大学先端科学技術研究センター知的財産権 大部門 教授)
コーディネータ 河村 宏 (障害者放送協議会放送研究委員長
日本障害者リハビリテーション協会企画情報部長)

<次第>

時刻 内容
1:30 開会挨拶 村谷昌弘(障害者放送協議会代表/日本盲人会連合会長)
来賓紹介 八代英太 衆議院議員/堀利和 参議院議員
1:40 趣旨説明(20分)
2:00 シンポジウム開始 各シンポジストからの報告
2:30 休憩(10分)
2:40 シンポジスト 補足説明
3:00 討論(45分程度、フロアからの意見を含む)
3:40 休憩(10分)
3:50 総括(30分)
シンポジストによるコメント
コーディネータによる総括
4:20 終了

<もどる>

コンテンツ

3つの専門委員会の活動