障害者放送協議会 第1回著作権委員会 議事まとめ(2004年8月5日)

日時: 平成16年8月5日(木)午後5時〜7時
場所: 戸山サンライズ 1階小会議室
出席者(順不同): 井上芳郎(LD親の会)、
梅田ひろみ(全視情協)、
藤澤敏孝(就労センター)、
大嶋雄三(ろうあ連盟)、
田中徹二(日盲社協)、
中村英治(きょうされん)、
河村宏(専門委員)、
東山文夫(リハ協)、
原田潔(リハ協)、
小林知弘(リハ協)

議題:

1.要望書のとりまとめについて

1)「著作権法改正要望」について(文化庁長官官房著作権課)

2)各団体からの意見の収集について

3)今後の作業について

2 障害者用録音資料利用ガイドラインについて

1)その後の実施状況

2)今後のフォローについて

3 今後の取組みについて

1)著作権法の谷間にいる人の情報保障について等、今後の課題と取り組み

資料:

1.「著作権法改正要望」について

1-2 著作権法改正要望の照会団体リストについて

2  障害者用録音資料利用ガイドラインの現在の状況

3-1 アテネオリンピック及びパラリンピック放送に関する要望書

3-2 NHKより回答書

協議内容まとめ

1.要望書のとりまとめについて

1)「著作権法改正要望」について(文化庁長官官房著作権課)

文化庁では著作権法の改正について要望を募集している。委員会では要望をとりまとめ、「障害者放送協議会」として提出する。

2)各団体からの意見の収集について

各団体より、著作権法の改正についての要望を事務局へ提出することになる。

3)今後の作業について

平成14年に内閣総理大臣、文部科学大臣宛に出した、「著作権法改正に関わる要望について」を骨子にし(事務局担当)、各団体からの要望を整理し、要望書を作成する。その際、発達障害者、高次脳機能障害者への対応も網羅することとする。各団体に確認をとり、文化庁へ提出という運びになる。

2 障害者用録音資料利用ガイドラインについて

1)その後の実施状況

4月30日に日本文藝家協会と日本図書館協会との間で協定を結び、参加館を募る。「障害者用音訳資料ガイドライン」の内容を周知すべく、東京、大阪で説明会を実施する。8月1日より、「一括許諾システムを利用して録音図書を製作する図書館」の受付が始まる。著作者リストの公表は予定しておらず、協定によって作成した音訳資料の報告は、年度末になる予定であることが報告される。

放送協議会としては、今後の動向を見守り、必要な行動の機会を探る。

3 今後の取組みについて

1)著作権法の谷間にいる人の情報保障について等、今後の課題と取り組み

要望書の作成にとりかかる。

著作権法改正における要望書を出すにあたり、平成11年の改正要望の時のような、関係議員等への働きかけが必要であるとの意見がでるが、追って調整することとする。

次回委員会ついては、後日日程調整を行うこととする。


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コンテンツ

3つの専門委員会の活動