日時: | 平成16年10月19日(火) 午後6時30分より |
場所: | 戸山サンライズ 地下会議室 |
出席者(順不同): | 井上芳郎(LD親の会)、 梅田ひろみ(全視情協)、 川畑順洋(日盲連)、 梅田ひろ子(ろうあ連盟)、 高岡正(全難聴)、 川井節夫(全難聴)、 水野鈴子(全要研) 東山文夫(リハ協)、 原田潔(リハ協)、 小林知弘(リハ協) |
1.文化審議会著作権分科会法制問題小委員会、報告
2.今後の取組みについて
1-1文化審議会著作権分科会法制問題小委員会、資料(抜粋)
1-2関係団体からの著作権法改正要望について
2 文化審議会著作権分科会法制問題小委員会、概要
3 著作権法改正要望事項に対する意見募集について(文化庁)
4 著作権分科会法制問題小委員会の開催について(文化庁)
・井上委員長より、9月30日に文化庁にて行われた「文化審議会著作権分科会法制問題小委員会」の報告がされる。
・要望が多方面から多岐にわたるため、逐一の報告はなかったが、障害者関係については、録音図書の公衆送信に関わる部分が引き続きの検討事項であるというコメントがあったとのこと。
・電子情報技術産業協会と日本知的財産協会など、当協議会と同様の要望を行っている団体があったので、それらの要望事項について取り上げ、意見交換を行った。(「障害者、高齢者のIT機器利用等の時、著作物の利用を円滑にできるようにしてほしい」など)
・文化庁としては、「著作権法改正要望事項に対する意見募集」として、10月21日までにパブリックコメントを募集し、それをもとに検討課題を抽出していくということであるが、放送協議会としては、時間もなく、既に要望事項を提出していることもあるので、提出した要望に加えて、特に述べておきたい意見を各団体で提出することとなる。
・要望を検討課題としてとりあげてもらうには、厚生労働省を含めた関係省庁、各政党、業界団体等に、要望事項を改めて文書提出し、働きかけをしてみてはどうかと、提案があった。また同様に、文化審議会著作権分科会法制問題小委員会の委員にも、文書を送付してはどうかとの意見がでた。
・他の障害関係の要望も含め、今回出されている要望を大きく分けると、著作権法の権利制限の制限範囲を広げてほしいというものと、情報技術が進歩しているが、障害者の為の情報保障に使われていなく、法律も追いついていないので、そこを整備してほしいという要望の二つになるのではないかという意見がでる。
・今回の著作権法改正の動きに対し、シンポジウム等を開き、啓発してはどうかという意見も出されたが、ひとまず、次回の委員会に、当協議会と同様の要望を行った電子情報技術産業協会、日本知的財産協会、日本図書館協会等にご参加いただき、意見交換をしてはどうかとういう意見が出され、調整することとする。また、日本文藝家協会からも、どなたかご参加いただけないか調整することとする。
次回委員会については、後日日程をする。