障害者放送協議会 第1回著作権委員会 協議内容まとめ(2006年6月2日)
日時:
平成18年6月2日(金)午後4時〜6時
場所:
戸山サンライズ 2階中会議室
出席者(五十音順):
井上芳郎(全国LD親の会)〔委員長〕、
梅田ひろみ(全視情協)、
大嶋雄三(ろうあ連盟)、
川越利信(JBS)、
川畑順洋(日盲連)、
川井節夫(全難聴)、
中村英治(きょうされん)、
藤澤敏孝(SELP協)、
水野鈴子(全要研)
〔事務局〕
片石修三(リハ協)、
原田潔 (リハ協)
次第
著作権法改正に関するこれまでの経緯
昨年度事業報告(案)
今年度事業計画(案)
資料
「自民党知的財産政策小委員会
第20階著作権に関するワーキングチーム会議資料等について」
(平成18年2月14日/厚労省・社会参加推進室事務連絡)
文化審議会著作権分科会 報告書の概要(平成18年2月14日)
法制問題小委員会 今年度の審議予定
昨年度事業報告(素案)
■議事まとめ
著作権法改正に関するこれまでの経緯
委員長より、これまでの経緯について説明があった。
昨年度事業報告(案)
事務局より事業報告案が示され、若干の文言の調整ののち、本案をもって総会に提案することとした。
今年度事業計画(案)
今年度の事業計画案については、昨年度事業報告案の項目を踏襲するとともに、著作権と障害をもつ人の情報利用に関する啓発的な事業を行う計画を新たに加えることとし、具体的な文言は委員長に一任して、総会に提案することとした。
今年度の具体的な活動については、次のような意見が挙げられた。
本件に関する文化庁、厚労省の担当者が異動したので、改めてわれわれの要望について説明する機会を設けたい。また今年度は文科省(本省)や総務省の担当者とも懇談したい。行政担当者や審議会委員はこの問題に関する情報を十分有しているとは言えず、われわれも継続的に要望を伝えていく必要がある。
各障害者関係団体が独自の活動を積極的に進めていく一方、団体間の情報共有をはかり、一致協力して声をあげていくことが大切である。
審議会自体に障害者団体の委員を加える要望も引き続き行っていく必要がある。
今後の活動方針としては、短期的には、「文化審議会著作権分科会報告書」の内容の捉えて提言等を行うとともに、今回障害者関係で法改正が行われる見込みがある事項について、引き続きフォローを行う。中期的には、審議会の議論にとらわれず、障害をもつ人のニーズに基づいて一貫した要望を行っていく。また本委員会は、主として法制度に関わる問題を取り上げるものであるが、長期的には、著作権法にとらわれない幅広い見地からの活動も展開していく必要がある。
ラジオ放送における著作権処理の問題など、具体的なテーマについても、活動の中で取り上げていきたい。
海外の進んだ事例を学ぶ勉強会などを行い、各方面に発信していけば、国内の制度を変えていくうえでインパクトがあるのではないか。
次回の委員会は、7月の下旬に開催することとし、改めて日程調整することとした。
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