日時:
|
平成20年7月28日(月)午後4時30分から6時30分
|
場所:
|
戸山サンライズ 2階 中会議室
|
出席者(順不同・敬称略):
|
井上芳郎(LD親の会/委員長)、
田中徹二(日盲社協)、
小中栄一(ろうあ連盟)、
川井節夫(全難聴)、
中村英治(きょうされん)、
梅田ひろみ(全視情協)、
大嶋雄三(統一機構)、
宍戸通泰(全聴情協)、
河村宏(国リハ研究所/専門委員)、
原田潔(リハ協/事務局) |
1.総会報告 事務局より報告があった。
2.報告「著作権法第33条の2改正」
法改正の経緯と現在の状況について、報告と情報交換を行った。
3.今後の取り組みについて
<文化庁著作権課等関係方面との折衝について>
- 8月18日の週に、文化庁著作権課と意見交換を行うよう調整することとした。
- この際、従来どおり厚労省や文科省の担当者にも同席いただくよう依頼する。
- 意見交換のテーマは、(1)昨年度の法制問題小委員会中間まとめに挙げられていることを中心に、われわれの要望事項への対応を改めて問う。(2)教科書バリアフリー法に伴う著作権法第三十三条の改正にも言及する。(3)今後の課題としては、知的財産推進計画2008などで打ち出された「日本版フェアユース」に向けての対応にも触れる。
- 特に、障害者権利条約を踏まえ、これを一つの論拠とする。
- 意見交換に向けては、委員長が起草して論点をとりまとめる。できれば事前に一度下打ち合わせを行う。盛り込む論点を整理し、各団体の課題を十分に共有して臨めるようにする。
- 一方、論点整理にあたっては、ある程度課題を絞り込んではとの意見もあった。
<今後の取り組み、放送・通信バリアフリー委員会との連携など>
- 今後のアクションとしては、議員や有識者など、第三者の協力も得るべきである。またJDFとも連携していくべきであるとの意見があった。
- 各団体の要望や交渉などの動きも情報交換し合うこととした。
- なお、著作権の観点だけでは解決できない課題については、バリアフリー委員会とも連携を図ることが提案された。
4.その他
- 著作権に関わる啓発セミナーの開催経費が、リハ協の助成金として確保されていることが紹介され、これを活用しセミナー等を企画していくこととした。国、一般市民への啓発・働きかけとともに、著作権利者・事業者も招いて話し合ってはとの意見が出された。
- WIPOを含む国際的動向について情報提供があり、日本版フェアユースについては海外の関心も高いので、フェアユースの課題について文化庁に限らず関係省庁に働きかけていくべきだとの提起があった。
以上
<もどる>