障害者放送協議会 第1回災害時情報保障委員会 議事まとめ(2004年4月26日)

日時: 平成16年4月26日(月)午後5時〜7時
場所: 戸山サンライズ 1階小会議室
出席者(順不同): 藤澤敏孝(就労センター)、
大杉豊(ろうあ連盟)、
川越利信(日盲社協)、
井上芳郎(LD親の会)、
東山文夫(リハ協)、
原田潔(リハ協)、
小林知弘(リハ協)

議題:

1 災害救助担当者会議について
発表内容について 発表担当者について 発表時の資料について
2 平成16年度の活動について
・実施調査 ・アンケート ・シンポジウム ・報告書等
3 その他について

議題1 災害救助担当者全国会議(5月20日/厚生労働省)について

1)発表内容について

・当委員会の今までの活動内容の総括をしてから発表をするべきとの意見もあったが、時間的余裕もないので、今回は「障害者放送協議会 災害時情報保障委員会」の存在を知ってもらうという認識でいいのではないかという意見にまとまる。

障害種別ごとに、ひとつひとつ詳細に発言していては焦点がボケるのでは、との意見があり、平成14年10月に当委員会より総理宛に提出した、「災害対策に関する要望について」(参考資料2)がよくまとまっているので、これを基本として発表することとする。またそれに加え、各団体(障害種別)ごとに100字程度で自由にニーズ・要望等を書いていただき、事務局へ提出(期限:5月15日)いただいて、それを事務局で整理し、発表することに決定。

2)発表担当者について

・主催者側より、発言時間が30分間と限定されていることから、藤澤委員長に代表して発言していただくことに決まる。

3)発表時の資料について

・平成14年10月、総理宛に提出した「災害対策に関する要望について」と、各団体からのニーズを整理したもの、平成15年度の報告書を資料として配布予定。

2 平成16年度の活動について

・16年度の報告書(マニュアル)作りについて

障害者団体からのニーズや提言をまとめる形でどうかとの事務局提案に対し、調査研究の最終年度ということをふまえ、包括的なモデルマニュアル的なものを目指してみては、との意見がでる。

災害の種別、障害の種別等、網羅する範囲が広すぎる為、参考になるものがあればとの意見から、当委員会14年度報告書、今年2月18日に行った「障害者と災害時の情報保証」シンポジウムの報告書、昨年度の「障害をもつ人に関わる市町村の防災態勢実態調査」アンケートと集計結果を各委員に送付し、研究事業の最終年度としてどのような「防災マニュアル」がまとめられるか、次回の委員会に意見をもちよることにする。

また防災マニュアルを作成するにあたり、勉強会を開いてはどうかとの意見があり、東京大学助教授の目黒公郎先生の名前があがる。次回委員会にご出席頂くよう、調整することとする。

・実施調査、アンケート、シンポジウムについて

実施調査、アンケート、シンポジウムに関しては、現時点では何も決まっていない。これからマニュアルの骨子をつくる過程で出てくる疑問点、問題点などを考慮し、本年度の調査やシンポジウムの内容を設定していくこととする。

3 今後の活動について

・防災マニュアル作成に関し、次回委員会までに、事務局より送付の参考資料(平成14年度報告書、平成15年度報告書等)をもとに、各団体で意見をまとめる。

・5月20日の「災害救助担当者全国会議」に向けて、各団体からの意見をとりまとめる。

・次回委員会を5月31日(月)、6月1日(火)、6月2日(水)で調整する。(東京大学教授の目黒先生のご都合が合えばご出席いただき、防災マニュアルについて障害者団体がどのようなことを提言できるかなどにつき、お話しいただく)


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コンテンツ

3つの専門委員会の活動