障害者放送協議会 第2回災害時情報保障委員会 議事まとめ(2006年7月10日)
日時:
平成18年7月10日(月) 午後3時〜5時半
場所:
戸山サンライズ 1階小会議室
出席者
(順不同・敬称略):
藤澤敏孝(委員長/セルプ協)、
川畑順洋(日盲連)、
川井節夫(全難聴)、
矢澤健司(JD)、
久保田文(全視情協)、
河村宏(専門委員/国リハ研究所)
<事務局> 片石修三(リハ協)、
原田潔(リハ協)
次第:
委員の異動等について
総会の報告
今年度事業計画について
今後の日程、その他
資料:
委員一覧
事業計画
マニュアルの作成について(案)
■議事まとめ
1.委員の異動等について
今年度の委員について紹介が行われた。
2.総会の報告
6月21日に開かれた幹事会・総会の模様について事務局が報告した。
3.今年度事業計画について
今年度の事業計画について改めて確認した。
今年度の事業計画のひとつである、マニュアルの作成について協議を行い、次のような意見が出された。
形態:
印刷物とする。また、印刷物の内容をホームページにも掲載する。なお、印刷物のほか、DAISYなど多様なメディアで作成すべきとの意見が出された。
対象:
内容的には障害をもつ人の自助についても扱うが、発行部数が限られていることから、地方公共団体や防災関連団体、障害者関係団体が主たる対象と考えられる。自治体、自主防災組織などがマニュアルづくりや防災訓練を行うにあたって道筋を示すものを想定する。
分量・ページ数:
予算的にある程度ページ数を増やすことは可能だが、今年度中に完成することを考慮し、あまり詳細な内容にしすぎることなく、簡潔で分かりやすいものを目指してはどうか。
内容について:
災害マニュアルといっても、災害の種類や障害種別など広範であり、すべてを網羅することは現実的でない。ただし、特定の障害種別や災害の種類、また災害発生前ないし後の対応のみに内容を限定してしまうと、利用価値が減ずる。そこで、本委員会のテーマである「災害時の情報保障」を中心にまとめてはどうかとの意見、また、なにより災害をいかに「生き残る」かを中心にまとめてはどうかとの意見が出された。
各地域で行政などが作成したマニュアルを、障害者団体がチェックするためのチェックリストを盛り込んではどうか。各地での提言や要望活動につながる内容となる。
まとめるに当たっては、過去数年間の活動実績を十分に活用するのがよい。
災害関連のリソースリストを盛り込んではどうか。
認知・知的障害者への対策など未開発の部分については、優れた先行事例を発掘し、紹介してはどうか。
今後の進め方は、まず、本日出された意見を元に、事務局がマニュアル構成素案を提案する。これをメーリングリスト等で相談しながら詰め、次回委員会で改めて協議することとした。
4.今後の日程、その他
次回委員会は、8月10日(木)午後3時より開催することとした。
次々回の委員会は、9月28日(木)に、国際福祉機器展H.C.R.に合わせて、機器展会場またはその周辺で開催することとした。時間と開催場所の詳細は改めて調整することとした。(同日は、機器展にて、国立身体障害者リハビリテーションセンターによる、防災に関する取り組みのデモや、講演会が行われる予定。)
以上
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