障害者放送協議会　第３回災害時情報保障委員会　議事まとめ（2006年9月29日）

日時：	平成１８年９月２９日（金）　午後１：３０〜３：３０
場所：	東京国際展示場「東京ビッグサイト」会議棟６Ｆ　６０４会議室
出席者（順不同）：	藤澤敏孝（SELP協／委員長）、 川畑順洋（日盲連）、 松本正志（ろうあ連盟）、 川井節夫（全難聴）、 松友了（育成会）、 田中秀樹（きょうされん）、 矢澤健司（ＪＤ）、 井上芳郎（ＬＤ親の会）、 久保田文（全視情協）、 河上和宏（統一機構）、 河村宏（国リハ／専門委員）、 片石修三（リハ協）、 原田潔（リハ協）、 松田浩江（リハ協）

次第：

1. 「災害時要援護者マニュアル（仮称）」企画案の検討
   • 「マニュアル」企画案について
   • 意見交換と、今後の進め方について
2. その他について

資料：

1. 「マニュアル」の企画について（提案）
2. マニュアル記述のイメージ

■議事まとめ

１．「災害時要援護者マニュアル（仮称）」企画案の検討

• 「マニュアル」企画案について
• 意見交換と、今後の進め方について

• 事務局からマニュアル企画案が提案された。事務局が主に執筆する部分と、委員や外部執筆者で分担する部分とに分け、年内には原稿を集めたいとのスケジュール案が示された。なお年明けにはシンポジウムを開催し、年度内にマニュアルを完成する計画であることも確認された。
• 企画案に対しては、次のような意見が出された。
  • 企画案はさまざまな分野を網羅的に扱うものだが、この形だと膨大な量になり手に負えないか、または不十分な概論的なものとなり、いずれにしても分かりにくい内容となるのではないか。何かテーマやまとめ方を絞り、より具体的で当を得た内容を目指すべきではないか。
  • テーマやまとめ方のポイントとしては、次のようなものが考えられる。
    • −当事者の視点から行動指針をまとめること。当事者が参加して作成するマニュアルであること。
    • −「情報保障」など、われわれならではのテーマ設定
    • −当事者が具体的に行動するためのマニュアルであること
    • −マニュアルを作成する手段や、取り組みの進め方を、具体例を示しながら述べること
    • −具体的な先進事例を紹介しながら、そこから見えてくる、マニュアルづくりのあり方を提示すること
  • そのほか、まとめ方については、次のような方法が考えられる。
    • −障害別の対応について述べるほかに、ニーズ別に記述する方法もある。
    • −執筆分担する場合、記述の仕方が統一されるよう、執筆フォームを準備すべきである。
    • −内容のユニークさのほかに、例えば電子化されたものをダウンロードできるようにするなど、マニュアルの形式によってユニークさを出す方法もある。
• マニュアルの企画については、なお時間を要すると思われるため、担当者を定めてさらに案を練ることとした。担当は、藤澤委員長、矢澤委員、河上委員とし、10月5日に事務局も含めて打ち合わせを行うこととした。

２．その他について

• 次回委員会については、改めて日程調整する。

以上

---

＜もどる＞

コンテンツ

• トップページ
• 障害者放送協議会について
• 設置要綱
• 要望書等について
• セミナー・シンポジウム等について
• 災害時要援護者支援のための提言資料集

3つの専門委員会の活動

• 著作権委員会
• 放送・通信バリアフリー委員会
• 災害時情報保障委員会
• 総会