障害者放送協議会 放送・通信バリアフリー委員会打ち合わせ(2006年12月20日)
日時:
2006年12月20日(水)19:00〜21:00
場所:
新宿区立障害者福祉センター 2階 第一会議室
出席委員(敬称略):
寺島彰(リハ協)
高岡正(全難聴)
田中徹二(日盲社協)
岩井和彦(全視情協)
川畑順洋(日盲連)
久松三二(ろうあ連盟)
松本正志(ろうあ連盟・オブザーバー)
事務局:
原田潔
資料
高岡委員意見
宮本委員意見
三宅委員意見
総務省デジタル放送時代の視聴覚障害者向け放送に関する研究会 報告書骨子(案)
■打ち合わせの趣旨
総務省デジタル研究会報告書の骨子案には、委員の意見が全く反映されていない。実質的な協議の時間もない。結果、個々の団体と総務省のやりとりになっており、力が発揮できない。この場で合意を図りたい。
ただし、各委員の意見を統制するものではない。共通して盛り込むべきことの確認を行う。
この意見は、デジタル研究会の委員が、22日5時までに総務省に提出する意見のことであり、放送協議会としての要望書は、これとは別に作成する。
■協議内容のまとめ
高岡委員の意見のうち、1〜4番目について合意を得たので、各委員とも、この趣旨を意見に盛り込む。このほか、5番目として、緊急災害時の情報保障の確保について加える。
3番目の項目では、インターネット放送についても言及する。なお、数値目標は、ゴールデンタイムを優先に設けてほしいことも伝える。
まとめると、下記のとおり:
放送へのアクセスを権利としてとらえること
恒常的な協議の場を設けること(放送事業者、メーカー、関係機関、障害者団体)
字幕放送、解説放送、手話放送について、数値目標を含む普及ガイドラインを設けること(インターネット放送も含む。数値目標は、ゴールデンタイムを優先する。)
上記の普及状況についてモニタリングの仕組みを設けること
緊急災害時の情報保障を特に確保すること
その他、障害者への「合理的配慮」として費用負担を法的に義務づけること、盲ろう者や重複障害者については当事者の意見を聞くべきであり、そのニーズに配慮することなども意見としてあげられたが、これらも、各委員の判断により含めることとする。
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